【逆算が決め手】30代突入、いつ産むか?(前編)
こちらは、これから妊娠・出産を考えている方向けの内容になります。
妊娠・出産を希望している方で、いつ出産するのが吉か、考えることがあると思います。
もちろん子どもは授かりものですので、自分の意思で時期が調整できるものではありません。
そして、特定の時期じゃないと、季節じゃないと損したなんて事は無いと思います。
ですが、自分自身が30歳をむかえて出産を経験した後に、出産のタイミングについて視点を変えてみて思うところがありました。
あくまで個人の考えであり、誰にでも当てはまる事柄ではない点、ご了承頂ければと思います。
まず、私が良いと考える出産するタイミングの考え方を、大きく『時期』と『季節』の2点に分けて書いていきます。
(1)『時期』
①親の年齢から逆算する
②働いている方は、職場の人員、仕事内容が整ったタイミング(勤務年数3年以上推奨)
③子ども1人あたりの自立にかかる年数を20年とした時の自分のライフプランから逆算する
(2)『季節』
①保育園に入りやすい4月に、理想的な子どもの月齢を合わせたタイミング
②仕事の繁忙期と産休をずらすタイミング
③(②を考慮しない前提で、)とにかく梅雨〜夏出産を目指して逆算する
ではそれぞれについて、なぜ良いと思うのかを、前編では(1)『時期』にフォーカスして書いていきます。
①親の年齢から逆算する
複数人子どもが欲しい方は特に、意識した方が良いと感じたことです。
この項目については、別立てで少し具体的に書こうと思いますので、ここでは簡単に。
多数の方が、両親もしくは親が『産後手伝ってくれる人』にあたるかと思います。
人によりますが、産後は母体がかなり疲労しており、産前のように生活出来ない場合があります。
そんな体調で慣れない新生児との生活が始まるのです。
頻回授乳で深夜も眠れず、睡眠不足でパートナーと喧嘩したり…ストレスからくるトラブルに見舞われることがあるのです。
そんな時、『産後手伝ってくれる人』が、少しの間だけでも抱っこや寝かしつけを代わってくれたなら、ご飯を作ってくれたなら、母体の体と心のリセットができるからです。
親が元気で余裕があるうちに、最後の親不孝をしてごめんねと思いながら、(最大の親孝行かもしれません!!)出産のタイミングを相談しておくと良いと思います。
②働いている方は、職場の人員、仕事内容が整ったタイミング(勤務年数3年以上推奨)
よくある話ですが、職場の空気を読むのも1つの考え方だと思います。(読まなくても良い職場なのが理想ですが。)
職場においては以下項目をチェックしておくことと、女性社員の人数や年齢なども気を回しておくと良いと思います。
・仕事がまわる人員が確保できているか
・産休と繁忙期をうまくずらすことができるか
・有給が十分に確保されているか
・万が一退職することになった時、規定の権利を得ることが出来る勤務年数か
会社によっては、退職金を受給するためには一定の年数、勤務していることが条件である所があったりします。
勤め先の就業規則をよく読んでおくことが良いと思います。
(勤務年数3年以上推奨としたのは、上記理由からです。会社の規則次第でここは柔軟に対応が必要です。)
③子ども1人あたりの自立にかかる年数を20年とした時の自分のライフプランから逆算する
こちらも複数人子どもが欲しい方は特に、意識した方が良いと感じたことです。
例えば30歳で妊娠・出産した場合、その子どもが20歳になった時、母親は50歳ということになります。
5歳差で2人目を生んだとして35歳の出産で、子どもが成人したら55歳。
仮に下の子が女の子として、上記①のように彼女も30歳で出産するとしたら、母親(おばあちゃん)は65歳。
(その年齢で夜中3時に起きて、孫のおむつを替えてミルクをあげる生活を1ヶ月しても余裕があるのか、などと思いを馳せることができると思います笑。)
そして彼女の孫が10歳になったら、(おばあちゃん)は75歳になります。
または逆算して、自分の子どもが幾つの時に、自身の往生を迎えるかという考え方もあります。
そう考えると早ければ早いだけ…となるかもしれませんが、働く女性にとってキャリアプランも交えて考慮していきたいところだと思います。
人生で一番稼ぐことができるのは、女性も30代であります。仕事の機動が乗りはじめ、あぶらものってくるイイ時期なんですよね笑。
別立てで書こうと思っていますが、『出産に十分な費用』(+余裕分)を貯金できたタイミングというのも良いと思います。
要は『何人子どもが欲しいか』と『60〜80代をどんな人生にしたいか』を頭の片隅においておくと後悔のない歩みになるかと思います。
(2)『季節』は後編にて綴りたいと思います。