inuharicoのブログ

2021年0歳児子育て中。怒ると梅干しになる我が子に、泣いて目を腫らす日々。

【逆算が決め手】30代突入、いつ産むか?(後編)

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*こちらの内容には前編がございますので、良ければそちらもお読み頂ければと思います。


前編では、人生の長いスパンで考えた時に出産すると良い時期について書きましたが、
後編では1年間の単位の中で出産にむいた季節について書きます。 


簡単に内容をふりかえると、

(2)『季節』
①保育園に入りやすい4月に、理想的な子どもの月齢を合わせたタイミング
②仕事の繁忙期と産休をずらすタイミング
③(①②を考慮しない前提で、)とにかく梅雨〜夏出産を目指して逆算する

の3点をあげました。

①保育園に入りやすい4月に、理想的な子どもの月齢を合わせたタイミング


働く妊婦さんは、保育園問題と職場復帰のタイミングに悩む方も多いと思います。
(幼稚園他施設の場合は事情が異なることもあると思います。ご了承ください!)

保育園入園が厳しいという状況がまだまだある中で、妊婦さんは近隣の保育園事情を調べるところから始まります。

(保育園問題につきましては、別途書きたいと思っているので割愛しまして、)
保育園に入りやすいと当時いわれていたのが、0歳児の4月入園です。
この4月入園の際に、子どもが何ヶ月かという点がポイントです。

例えば1〜2月生まれの子は、4月入園ですと月齢が3ヶ月
〜2ヶ月になってしまいますよね。
3ヶ月頃の子はやっと授乳が安定してきたり、昼夜のリズムがついてきたりといったところ。
離乳食が始まるのが5ヶ月頃からですので、それ以前の段階です。 

またウイルスワクチン接種も2ヶ月から始まりますが、新生児の予防接種は8ヶ月頃までかけて、かなり沢山打ちます。

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8月生まれの子は8ヶ月程たってから、4月入園となりますので、この差は大きいと思います。

また、母体の回復も人によっては時間がかかることもありますので、保育園に入れても体が辛い職場復帰になってしまうかもしれません。

離乳食前の段階から子どもを預けて早めに職場復帰し、保育士さんと相談しながら育てていくか、
諸々済ませて、子どもも母体も落ち着いてから保育園に預けるか、
どういったスタイルが自分に向いているかを考えてみても良いと思います。

②仕事の繁忙期と産休をずらすタイミング


働く女性にとって、職場復帰も考えるなら、なるべく周囲に迷惑をかけずに産休に入りたいところだと思います。

仮に繁忙期のある職場であるなら、産休と重ならないような配慮が必要です。

繁忙期とずらすといっても、妊婦さん自身の仕事の繁忙期とは限りません。
パートナーの仕事の状況も夫婦間で共有しておくことも大切です。

余談になりますが、皆様の職場に『ちょっと気難しい中堅以上の女性社員』はいらっしゃいませんか?

彼女もしくは彼女達は"キーマン"です!!

もし、皆様がこれから産休を取り、その後復帰するつもりだとして、復帰後にもキーマンがまだ職場にいらっしゃるだろうと予想されるのであれば、キーマンの仕事状況も把握しておくと良いと思います。
禍根を残さないことで、気持ちよく送り出してもらえますし、気兼ねなく復帰も叶うと思います。

真剣にそのような事をいうのは理由があります。

子育てを理由に休むというのは、現在の日本社会ではまだまだ
『人様にご迷惑をかけること』
であり、
『空いた分の仕事は私がフォローしなきゃいけないじゃない』
と周囲の全ての同僚・上司が思っているからです。

悲しいですが、それが現実であり、仕事のフォローをしてもらう分、感謝の気持ちを表して産休に入ることが大切です。

まだまだ子育てから遠い男性社員よりも、何となくのイメージができる(けどリアルなところの大変さは共感できないかもしれませんが)未婚女性社員や、出産経験のある既婚女性社員の方の支援を受けられる環境にしておくのが戦略的だと思います。

③(①②を考慮しない前提で、)とにかく梅雨〜夏出産を目指して逆算する


ここまでの記述で何となく予想がつくかと思いますが、
個人的には働く女性に、『梅雨〜夏生まれ』をオススメをしたいと思っています。

その理由は以下です。

・①の保育園問題で早すぎる入園にならず、予防接種が終わっている

・妊娠後期〜臨月までが夏場であるメリットが多い
温かい(暑い)気候が故に、
→風邪をひく確率が低い(インフルエンザなど)
→冷えない、雪が積もらない

妊娠後期には、よく歩いたりなど可能な範囲で活発に動くと安産になるという謂れがあります。
(お医者様の判断次第ですが、実際に臨月までよく散歩をしていた方が、助産師さんたちに安産だったと言われていました。)

冬のかじかむ寒さの中よりは、梅雨明け〜夏場の温かい気候の方が外にも出やすいと思います。

そして出産後期にインフルエンザにかかる心配が、冬場よりは少ないです。

お産は夜中になることが多いですから、冷えは妊婦さんにも良くありませんし、いざ陣痛が来たのに路面が積雪で病院に行けないなんて心配も夏にはありません。

実は私は冬の出産だったのですが、上記に上げた点の不安が頭の片隅にありました。

冬に出産した身からすると、
妊娠後期に『風邪をひかない』『運動しやすい』ことが、安心してお産に望めるポイントだったと感じています。